ジルコニア(ジルコニウム)について

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更新日 2010-01-04 | 作成日 2007-09-14

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ジルコニウム

ジルコニウム(Zirconium)は原子番号40の元素。元素記号はZr。チタン族元素の一つ、遷移金属でもある。常温で安定な結晶構造はα型(六方最密充填構造:HCP)。862℃以上でβ型(六方晶)へ転移する。比重は6.5、融点は1852℃。銀白色の金属で、常温で酸、アルカリに対して安定に存在する。耐食性があり、空気中では酸化被膜ができ内部が侵されにくくなる。高温では、酸素、窒素、水素、ハロゲン元素などと反応して、多様な化合物を形成する。

用途


ジルコニウムは金属の中で熱中性子の吸収断面積が最小のため、ジルカロイと呼ばれるジルコニウム合金が原子炉の燃料棒の被覆材料(燃料被覆管)や沸騰水型原子炉用燃料集合体のチャンネルボックスの材料として利用される。
酸化ジルコニウムは、白色顔料などに使われている他、圧電素子、コンデンサー、ガラス、差し歯や歯のブリッジなどに使われている。

歴史

クラプロートによって1798年に発見。宝石のジルコンからきているが、それは、アラビア語で金色を表わすzarqunが語源。

ジルコニウム化合物

  • ジルコン(ZrSiO4)
  • 酸化ジルコニウム(ZrO2→白色顔料、皮膚炎の治療薬の原料、人造宝石キュービック・ジルコニアの原料)
  • タングステン酸ジルコニウム(ZrW2O8→負の熱膨張率を示す物質)